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イギリスビザ 就労ビザについて
- イギリスで就職したり、働くために必要なのが就労ビザです。ご不明点などあればご遠慮なくお問い合わせください。
7.イギリス就労ビザ(Tier2)
就労ビザとはイギリスの会社やその他機関がイギリス国内では見つけることができない労働者を海外から補うために利用する労働許可になります。このビザは大別するとスポンサー付スキルドワーカー、テンポラリーワーカー、その他の3つに分類することができます。
就労ビザの種類
1.スポンサー付スキルドワーカー(Tier2)
これはポイント制による就労ビザになります。申請者は申請に先立ち、現地雇用主から雇用保障を得ていること及びポイントテストにて合格することが条件とされています。またこのTier2は4種類に分類されており、それぞれ一般、宗教家、スポーツ選手、社内異動になります。
一般部門のポイントテストでは、資格・学位、支払い予定給与額、スポンサーシップ、英語能力、資金の5つの項目で審査され、50点のパスマークを獲得すれば最長3年間の就労ビザを得ることができます。(宗教家、スポーツ選手、社内異動のポイントテストは以下の内容とは少し異なっています)
<就労ビザのポイントテスト>
◆スポンサーシップテスト
50点(要求職リストに載っている)
30点(労働市場調査を行っている)
30点(Post-Study Workからの切り替え・医師など)
25点(社内異動者)
◆資格・学位テスト
15点(修士又は博士号を保持)
10点(学士号を保持)
5点(GCE A-Levelの資格)
0点(上記に含まれない)
◆支払い予定給与額テスト
25点 32,000ポンド以上
20点 28,000ポンド以上
15点 24,000ポンド以上
10点 20,000ポンド以上
0点 20,000ポンド以下
◆英語能力テスト
10点 既定以上の英語力を証明
(例:IELTS試験にて4.0点以上)
◆資金テスト
10点 800ポンド以上 (2012/6/14以降は900ポンドに変更)
※延長の際には50点が全ての申請者に与えられることなっています。
以上を計算し、合計点50点以上を獲得できれば就労ビザ取得が可能になるといえます。
2.テンポラリーワーカー
これは12ヶ月間のスポーツ、エンターテイメント、芸術・創作活動や無報酬のボランティア活動、宗教活動、政府公認の交換留学・研修、ユースモビリティスキームなど一時的に労働が許可されるビザのカテゴリーになります。
3.その他
家政婦・使用人海外からイギリスへ訪問又は移住する際に自身の家政婦・使用人を一定期間に限り連れてくることができます。 海外企業の代表者海外企業からイギリスの支店に1名のみ赴任させることができます。
最初の滞在期間は2年間ですが、更に3年間の延長も認められます。 海外報道関係者報道関係者用のビザになります。
◆就労ビザの種類と英語能力証明
Tier1 General =C1レベル以上
Tier Entrepreneur/ Graduate Entrepreneur/ Exceptional Talent = B1レベル以上
Tier2 General = B1レベル以上
Tier2 Intra Company Transfer =不要
但し、Tier2 ICTの延長申請を行う場合には、年間給与額が152,100ポンド未満の場合には英語能力証明が必要となっています。この場合の英語力はA1レベル以上となりますのでIELTS試験であれば全項目4.0以上でクリアとなります。 尚、新規の場合には英語力証明は不要です。
Tier5 = 不要