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海外で雇用されている者が商用目的にイギリスへ渡航する場合に取得するのがこのビザになります。　基本的な要件としては、以下のようなものがあります。（※日本人の場合、ビザ免除プログラムを利用することができるため短期商用ビザを渡航前に取得する必要はありません。）

１．あくまでも海外を拠点とし、一時的にでもイギリスに拠点を移さないこと
２．給与は海外で発生していること、但し渡航費用などの経費は認められる
３．イギリス滞在中に商品やサービスの販売に直接関わらないこと
４．イギリス人との交換雇用やインターンシップ、職業訓練などではないこと

代表的な職業としては、映画関係者、報道関係者、学術訪問者（博士、研究者、高位の医師などが研究や指導、交換留学を目的とする場合）、就学プログラムの同行教授、業務によりイギリス企業へ訪問する者、宗教関係者などです。またその他、会議やコンファレンスへの参加、契約交渉のための訪問、現場視察、買い付け、面接などが目的の場合にもこのビザが該当することになります。

短期商用ビザでの滞在期間は6ヶ月間ですが、頻繁にイギリスへ渡航される場合には長期商用ビザ申請も可能です。日本人の場合には入国時の審査官の判断によりビザの期間が１年以上になることもありますので会社からのレターなどを予め準備しておくことが望ましいといえます。（学術訪問者の滞在許可は最大12ヶ月間が認められます）